2014年08月

2014年08月15日

ありのままに深まる坐禅 ~櫛谷宗則師と共に坐る「禅」と「法話」~(9月27日・28日)

終了しました
2014年9月27日(土)・28日(日)

~櫛谷宗則師と共に坐る「禅
法話」~「ありのままに深まる坐禅を行います。

2014_zazen_title




日時:
9月27日(土)
(1)午後1:30~3:30(法話70分)
  (2)午後6:00~8:00(法話70分)
 
9月28日(日)
(3)午前10:00~12:00(法話70分)
ところ:
プレマ・サット・サンガ
参加費:
各1,000円 ◆[定員各30名]

受講お申込はこちら

◆櫛谷 宗則師 プロフィール
昭和25年、新潟県五泉市の生まれ。19歳の時、澤木興道老師の高弟、内山興正老師について出家得度。
以来安泰寺に10年間安居し、老師隠居後は近くの耕雲庵で縁ある人と坐る。新潟に帰り、地元や大阪等で
坐禅会を主宰。

編 著
「禅に聞け」「生きる力としてのZen」 「内山興正老師いのちの問答」(大法輪閣)「共に育つ」(耕雲庵)



「ありのまま」は私が思いを手放し澄浄していくしかない、つかめないあり方としてある、
身をもって得る坐禅の姿を「ありのまま」という。 人はともすると私はこんな性格で、
こんな能力で、あんな事が好きで嫌いで、こんな秘密があってーーそれを隠さず怖れず、
さらけだして生きることがありのままに生きることだと思っている。
でも自分はこれこれの人間だと思い込んでいる自分って本当にそういう自分なのだろうか。
ホギャーと生まれたときから、自分は美人だ凡夫だ仏だといってる人はいない。
そんな評価以前のいのちを私は生まれてからずーっと、
その値段づけ以前のとうとうと流れるいのちのなかを生きていたのではないのか。
その地盤に立ち帰ること、いのちの根源的あり方に引かれるままにつとめることが「ありのまま」だ。
そのいのち現場は、山田さんなら山田さんの生きる今ここにある。
だから私はこの私を生きる他ないと決定して生きることが、動かしようのない真実だ。
しかしそれは他と対立して我を張ることとはまったく違う。自分を閉ざすことではないし、
過去を閉ざすことでもない。 私が生きるところに初めて展開する王国は、
風も空も出会う人もみな私のいのちだ。過去も未来も私の今にある。
自らが深く閉ざした氷や雪はおのずから溶け、天地いっぱいの春を呼ぶだろう。
不思議なことに、私はこんな私として生を受け生きてきた。そのことだけでもう何もかまわない、
それ以上のことはもうどこにもない。私はいつもそのいのちの出発点に立っている。


 プレマ地図


premasatsanga at 12:23|Permalink その他イベント